美味しい食べ方
干物のおいしい焼き方
準備
干物は「冷凍」で保存して、解凍せずに凍ったまま焼きます。
解凍状態が悪いと旨味成分が流れ出てしまうためです。
しかし、身の厚いもの・短時間で焼き上げたい場合・揚げ物にする場合は、時間短縮のために冷蔵庫で解凍することをおすすめします。
焼き方(グリル)
- グリルの網にサラダ油、もしくは酢を塗っておき、焼く前に熱しておきます。
- 火の強さを中火にし、魚の身の方を上にして焼きます。
- 焼き色が付いたら弱火にして反対側を焼き、できあがりです。
焼き方(フライパン)
- 温めたフライパンにクッキングシートを乗せ、皮の方を下にして干物を焼きます。
- 中火にして皮に焼き色が付いたら、反対側を焼きます。
- 身の方に焼き色が付いたら、できあがりです。
美味しく食べるための保存方法
魚介類は特に傷みやすく、ニオイが移りやすい食品です。
しかし、保存する前にきちんと処理をしておけば、新鮮な状態を保つことができます。
ここでは、冷蔵・冷凍保存するコツをご紹介いたしますので、水が染み出て来たり生臭さが気になったりしている方は、ぜひ試してみてください。
鮮魚の場合
- 1.下処理をする
- 内臓やエラから傷みが進むため、保存する前にしっかりと取っておきます。
- 2.水気を拭き取る
- 余計な水分が付着していると味が落ちたり、臭みの原因になったりするので、クッキングペーパーで水気を拭き取ります。
- 3.下味を付ける
- 加熱をしたり下味を付けたりすると保存性が高まります。
また、昆布締めや醤油漬けなどにしておけば、生臭さも抑えられます。
- 4.密閉する
- 酸化しないように、ラップで包んでからジッパー付きの保存バッグに入れて密閉します。
- 「チルド室」「パーシャル室」などの特定低温室は温度が低い設定になっているため、これらの機能が付いている場合は、そこで保存しましょう。
- 冷凍に時間がかかると鮮度が落ちてしまうため、魚を金属製のトレイに乗せて、冷凍室の温度設定を下げて短時間で冷凍しましょう。
干物の場合
干物は意外と傷みやすい食材です。「冷凍」で保存することをおすすめします。
- 1.密閉する
- 保存方法は1枚ずつ空気が入らないようにラップで包み、その上からアルミホイルを被せてラップを覆うようにします。
- 2.冷凍庫に入れる
- ジッパー付きの保存バッグに入れて、冷凍庫に入れます。
- 解凍するときは、冷蔵庫で解凍、もしくは凍ったまま焼くと味落ちが防げます。
保存期間
保存期間は種類・保存方法によって異なります。
こちらでは、保存期間の長い冷凍保存についてご紹介いたします。目安としてご参考ください。
- 鮮魚
- 加熱・下味を付けて冷凍
- 干物
- そのまま冷凍
- イカ
- 下味を付けて冷凍
- エビ
- 加熱してから冷凍